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神のみぞ知るセカイOVA「4人とアイドル」つきの14巻、やっと見られた。
おー、これはかなりよく出来てる。ストーリーを要約すると、けいおん部を作りたいけど認可の条件が英語で100点で無謀だけどがんばる、という話。
OPの気合の入りっぷりがすごい。OP映像は同時に発売されたOPCD『夏色サプライズ』の同梱ミュージッククリップと同一。すなわちDVDとCDに同じ映像が入っている(=CD側には事実上のノンクレジットOPが入っている)わけだけれど、その点を考慮に入れても気合の入れ方が違う。これのおかげで、OPのCDも珍しく初回限定版を買ってよかったと思える出来栄え。
本編にしても、そもそもとしてリファレンスとなる原作話のセレクトがよくわかっている。「4人とアイドル」をOVAでやるというのが実にうまい。女の子を同時に複数・平等に魅せられるストーリーは、「再攻略」のごく最近を考慮に入れない限り、この話がベストなんじゃないのかな。「かのんの参加する舞高祭で私たちもバンドやるから見に来て!」と、輝いている人へ憧憬を抱くだけの自分から脱皮しようとして宣言するちひろが特にかわいい回。
単行本付きOVAの類は、頭の中に原作の世界を詰め込んだ状態のファンでなければ楽しめないくらいのものであって欲しいなと思っているのだけれど、これはその点でいえば大変満足している。どうしてもテレビアニメだと原作のなぞり直しと再構築とが入って、しかもこの作品の場合は個別攻略なので女の子が複数でなにかする展開が皆無だったので…。こういうのを見たかったよ。補足: フツーの原作付きテレビアニメは、あくまでも原作とアニメは別物という扱いで構築されていて構わないし、そうあるべきかもしれないなーと思っている。だから「原作と違う」とか「合わない」などと叫び散らすメディアの違いを理解していない原理主義者が冷たい目で見られるのも理解できる。けれども、単行本付録は違うよねという話。
Amazon含めほとんど売り切れたという話なので、これが2期最後のつーづーけ
のとおり、それこそ OVA 商法の形でかまわないのでアニメ化が続くとよいのだけど。
ぜんぜん関係ない話
単行本にOVAつけて限定販売する商法はここ数年間ずっと廃れる続いているけれど、いい加減、技術革新に合わせて BD でだそうという動きはないのかね。CD についている DVD の初回限定特典も同様。かのんの PV (OVAのOP)は映像変化が激しくて、画質劣化が激しすぎる。せっかくの話なのに SD 画質でしか楽しめないというのは残念で仕方がない。
FLAG155「シルエット・ロマンス」
先々週で歩美のお見舞いイベント、先週でちひろお見舞いでダブルイベント化、そして今週でちひろ告白。
これだよー。こういう展開を『神のみ』に求めていた。1年前にかのんちゃんが刺されて以来、ギャルゲーの応用というよりも少年漫画の応用になってしまっていた『神のみ』が、ようやく本流に戻ってきてくれた。素晴らしい。熱い布団の中で桂馬に抱きしめられて赤面し続ける歩美とか、エルシィに楽譜渡すなどというバレバレの口実で桂馬に会いに来るちひろとか、かわいいという正義の単語以外であらわしようがない。この部屋の話だけであと30話くらいしていただいてかまわない。
たとえいつも私がボーカル
な人生だと気づいたところでモブキャラ出自が変わるわけではないし、なにより歩美が(気づいていないだけで)同じ部屋にいる状態で告白イベントは脱落フラグに他ならないので、残念だけれどもちひろは多分負けキャラなのだろう。
それも含めて、ちひろはかのんに敵わないことを十分理解している。けれども、いまのままだと(公然と)気持ちをさらけ出したかのんに対して実質不戦敗で終わってしまうわけで、せめて同じ土俵で倒れようと決心しての告白なのかな。あるいはFLAG54のやるなら、もっと真剣にやろう
が具現化されたものなのかもしれない。いずれにせよ悲壮感が漂っててたまらない。
最近はこの漫画が1週間生きる楽しみ。なかなか積み上がるサンデーが捨てられない。

















